バラの選び方、つるバラと普通のバラの違い

園芸

バラと聞いてどんなバラの全体像を思い浮かべるか

枝垂れているつるバラをイメージしてしまう。

バラの木の形について自分なりに簡単にまとめる。

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樹形は大まかに4分類

クライミングローズ

いわゆる、つるバラ。しかし完全に木。
育つと枝は硬くなり、長さも3mを超えてくる。

枝が細いうちは誘引も楽にできるが、
大きく育つと全然曲がらない。

オベリスクや、小さいアーチなどに誘引すると、成長すると収まらない。
壁面など大きい面を使うときれい。

本来の樹形で考えると、長く上に伸びて自重で枝垂れて花が咲く。
その際寄り掛かるものが必要になる。

ピエールドゥロンサール

シュラブローズ

2~3mぐらいの高さまで伸びる。
枝は硬めでくねくねは曲がらない。
つるっぽさはない。

長めに伸びて、自然と枝垂れ樹形を作る。
アーチなどにおさまりが良い。大きくなり過ぎない。

短く仕立てると、ブッシュローズのように咲かせることもできる。

オデュッセイア

ランブラーローズ

つるっぽさを持っているタイプがランブラー。
誘引しなければ、地面を這うように伸びていく。
柔らかいので誘引は楽。

枝が長く伸びる物もあり、大きく一面に咲かせたりすることにも向いている。

ポールズヒマラヤンムスク フランソワジュランビル

ブッシュローズ

いわゆる普通のタイプのバラ 木立性バラ
樹高も1.5m前後で収まるものが多い
横に広がって咲くものは高さが出にくい。

補足

4タイプでまとめたが、枝の柔らかさは様々なので
一概に3タイプに分かれるわけではないが。
自分がどこにバラを誘引したいのか。
花の色や形ではなく樹形を考えるとうまくいく。

樹形以外に開花時期で花のつき方が変わる
4季咲き1季咲きで花のつき方が違う。

四季咲き
節から枝が出て、一定の長さに成長すると花をつける。
成長するたびに花をつける。
花が付きやすい品種、つきにくい品種がある。

1季咲きは 花後に伸びた枝が冬を越して花を咲かせる。
花が咲いた古い枝には花は咲かなくなる。枝の交換が必要になる。
モッコウバラ 黄梅など

無理に誘引せずに、自然にしなるように誘引することを考えたほうが良いと思う。
バラにストレスを与えない。

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