前に人がいると、ちゃっかり風よけに仕様と思ったりしますが、
後ろにつかれると落ち着きません。
ドラフティングを有効に利用するためにどうすればいいのか。
戦略的に体力を温存しましょう。
アヒルの隊列はドラフティングです
ロードバイクの場合
ドラフティングは双方に効果がある
1cmまで近づくと先頭の選手は2~3%の恩恵を受ける
15㎝でも1.5%の恩恵がある
しかしこの恩恵は後ろを走る人に比べてかなり少ない
後ろにいる選手は0距離で最大47%の恩恵を受ける
2m距離で27%の恩恵がある。
近づきすぎは接触、落車につながるので、一定の距離を開ける。
効果的にドラフティングを使う
向かい風、無風はドラフティングの効果が出やすい。
追い風、横風はドラフティングの効果が薄く、攻勢に出る所。
横風の時エシュロンという横に広がった隊列を組む。
道幅に限りがあるので、隊列に入れない人が出てくる。
エシュロンは 2重3重に形成される。
風向きによって、位置を調整しなければならない。
単に真後ろに入ればドラフティング効果を得られるわけではない。
一方的に行うと、接触の危険もあるので注意が必要。
互いの協調性が必要となる。
水泳の場合
先頭との距離が0.5mの時44%の恩恵を受ける
3m離れて35%、6m離れて16%の恩恵がある。
グループで練習しているときの、間隔でドラフティング効果を無効にできる。
前の人と10秒間隔 効果なし
5秒間隔や3秒間隔は効果がある、楽できる
隣りで泳ぐときの効果
適切な位置 後ろ、横に1mズレた位置が最適となる。
頭が相手の腰辺りに来るように泳ぐ
後ろを泳ぐときの3分の1程の効果が得られる。
ドラフティングは先頭を泳ぐ人にも効果を与える。
専用泳者の足元の圧力が高まり、圧力抵抗が減る
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