バラ管理、冬は何をする

園芸

冬になり、花もほぼ上がってこない、葉っぱも徐々に落ち始めて
めっきり手入れする回数が減りました。さみしい、暇になった、

しかし冬の時期だからこそできる作業がある。
気温が低く日も弱いので、光合成はほとんど行われていない。成長も止まる。
2月までは、ほぼ活動していない休眠期になる。

そこでできる作業が
植え替え、鉢まし、移植、剪定、誘引。
大苗の植え付け。

自分は鉢植えでやっているのでそれについて考えていく。

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鉢植えの手入れ

鉢増し

新苗を買ってきて秋まで育てると、鉢が根でいっぱいになります。
夏や秋に鉢増しをしていないと、根がパンパンになっている。
私は6号角鉢のまま放置したものがいくつかあり、これらは鉢増しが必要になっている。

もっと大きくしたい人は、鉢増しをするとよい。
根鉢ががちがちであれば軽く崩して植え替える。
冬は地上部がほぼないので、根を触っても大丈夫。
根鉢を触らず大きい鉢に入れるやり方であれば通年作業ができる。

土の入れ替え

大きくしたくない人は、鉢を大きくせずに
根鉢を崩し 、根を切り詰め土を入れ替える。
土の入れ替えが面倒でも、数年に1回は行う。

根を切る作業は冬の時期にやるべき事、
活動期に根を大きく切ると、葉の量に対して根が足りなくなってしまう。
枯れてくる原因となる。

バラの大きさをある程度コントロールしたい人は根をカットする。
根の量に対して地上部が成長をするので、鉢のサイズに応じた管理ができる。

本剪定、仮剪定の違い

剪定は12月と2月に2回行う。
2月に行う剪定は、良い花を咲かせる為に伸ばしたい芽を選んで行う剪定

12月に行う剪定は、2月に良い芽を残すための準備
邪魔になっている部分や、不要な部分を除くために枝を半分ぐらい切り戻す。
葉が残っていると発芽抑制ホルモンが出て芽が育たないので、残っている葉はむしり取る。
光合成があまりできない時期に花が咲くと、木に蓄えてある養分を消耗する。
蕾を取り春に備えると、春の花がたくさん上がる。

つるバラは四季咲きに比べ動き出すのが早い、1月後半から根が動き、2月中旬に芽が伸び始める。
誘引、剪定は1月下旬までに終わらせる。12月中頃には残っている葉は取り除く。
十分寒くなると、葉が取れやすくなる。

どれが不要な枝なのか

ふところ枝 木の内側に向かって伸びている

交差枝 ほかの枝と重なっている 

曲がり枝 途中から大きく180度曲がっている等

細い枝 良い花が咲きにくい

枯れ枝 枯れた部分からさらに枯れ込んでいくので切断

虫食い、病気の枝

枝の先端部、細い箇所は切ってしまう、若しくは歩くのに邪魔な箇所等。

12月は来年への準備、メンテナンスの時期。
youtubeを見ていると、冬の作業が一番他のしいと言っている人もいる。
この冬の準備で、春に花が上がると思うと、
鋏を入れながら、夢が広がる。

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