スイムでパニック!?過呼吸からの復帰
不安はランだったはずが、スイムが一番こたえた。
スイムはほぼ1年前から、練習を積み重ねていて、一番自信があった。
まだ体重が重いので、体重の影響が受けにくい水泳が3種の中では得意だと思っている。
スタート前、試泳で泳いでいるときは、リゾート気分で「きもちぇぇぇぇ」と思いながら、バタフライを混ぜながら泳いでいたんですが、試合が始まり、道中で息が苦しくなっていることに気が付いた。
なぜパニックになったのか
パニックの原因は、孤独と不安。
周りに人がいない事と、底が見えない事だとおもう。
スタート直後は、泳ぎながら周りを見る余裕があった。
あのウエットスーツは、さっき僕の2人前にいた人だなとか、
あの女の人、すごいからだが立っているけどあの調子で大丈夫なんだろうか。
周りを見ながら、楽しい気分で泳いでいた。
気分を良くした私は、速度を上げた。
そして、周りに人がいなくなった時に、パニックになった。
誰もいない、底が見えない、プールと違ってどこにも支えがない。
左右に人影はなく、ヘッドアップで前方を見ると20mぐらい離れている。
ふと暗い湖の底を見たとき、沈んでいく自分を想像し、死が頭をよぎった。
湖の底は、寂しさと冷たさに満ちていた。
どうにも胸が苦しい、サイズがギリギリ目のウエットスーツを買ったからだろうか(痩せていくので)
スタートして200mぐらいの地点でいったん泳ぐのをやめた。
しかし焦るばかりだった。未熟なヘッドアップで水を飲み、
呼吸動作が大きくなってしまい上手く泳げない。
落ち着きを取り戻すため、呼吸を整えるために、ヘッドアップ平泳ぎを100mぐらいひたすらやった。
練習メニューで、頭を出して、ほぼキックで進むだけ。個人的にはかなり楽な泳ぎ方。
スィーーー、プハァ;スィーーー、プハァ;
目標をセンターに入れてスイッチ、プハァ;
少し冷静になったところで、クロールで泳ぎだす。
後半、隣に人がいた。その人と並走するように泳いだ事が安心につながったんだと思う。
無事750m、泳ぎ切れた。
1度OWSの練習会に参加したけど、浅瀬だけの練習だった。
足のつかない場所での恐怖?になれる必要があるなと思った。
5回ぐらい湖の水を飲んだ、プールの水は吐きそうになるが、自然の水は不思議と何も感じない。
OWSでパニックにならないために
ゆっくりすぎるのでは、と思うぐらい落ち着いて泳ぐ。
誰かの近くを泳ぐ。視界に入るように。
緊急時に浮く方法や、楽に泳ぐ方法など休憩するための泳ぎ方を習得する。
レスチューブなど、緊急時の浮き輪?があると安心につながるかも。
レース距離をプールで泳ぐことで、実績を作っておく。
レース前に緊張から無意識に深呼吸を繰り返してしまい、
それが原因で過呼吸を引き起こすこともある。
小さい呼吸を意識する。
泳ぎながら、過呼吸に対処するには
過呼吸を起こした傷病者には、大きく息を吸う深呼吸ではなく、吸った息を10秒程度かけてゆっくり吐き出す呼吸法を促してください。可能であれば、数秒程度、軽く息を止めてみることも有効な手段です。
あなたもできる応急手当「過呼吸」 袖ヶ浦市
とっさに取った泳ぎ方が功を奏した。ヘッドアップで平泳ぎ
伸びの長いメニューなので、数秒息を止めて呼吸を繰り返すことができた。
水上で過呼吸は危険なので、対処法を覚えておいて適切に対処しよう。
無理はせずに、救助を呼ぶことも大切。
明日は我が身
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