自然農薬

私は農薬を否定しません。
農薬指定されていない劇薬を使って無農薬と言われるぐらいなら、農薬利用のほうが良い。
それはさておき、食品などを使って忌避効果のあるものを作れるので軽くまとめた。

タバスコ液

アブラムシ、ハダニ忌避

タバスコを10倍に薄める。とても手軽
刺激が薄れるので3日に1回散布
目に入ると痛いので注意
薄めた後に、フィルターでこす。スプレーが詰まる。

アブラムシ、ハダニ忌避

唐辛子ひと掴みを刻んで、焼酎３５℃500mlに入れる
1か月放置すると辛み成分が抽出される
500倍に薄めて利用する
タバスコ液より安価だが手間が少しかかる
仕様倍率は200～500倍
利用時はフィルターで濾す

コーヒーが乾燥した時に膜を作り窒息死させる
耐性ができない方法

５００mlの水に石鹸を３ｇ溶かす展着剤替わり。
アメリカンコーヒーの濃度の珈琲液を作る（15ｇ程度）
フィルターでこす。スプレーが詰まる。

使用する石鹸は純石鹸
脂肪酸ナトリウムor脂肪酸カリウム以外は入っていない物

液が乾くと害虫が膜に覆われて窒息死

水１L
油10ml
石鹸5g
混ぜ合わせる

油が分離する場合、石鹸を追加する
利用時はフィルターで濾す

害虫忌避　うどん粉病べと病予防

ニンニク3個をすりおろす
250mlの酢に入れて、冷暗所に2か月保存
500倍に薄めて利用する。
穀物酢を利用、合成酢は使わない。

合成酢とは
科学的に作られた酢に、酢の味付けをしているもの。

２～３日で効果が薄れるので定期的に散布
利用時はフィルターで濾す

生育促進

酢と焼酎には殺菌・抗菌作用がある
うどん粉病やべと病予防になる。
砂糖は栄養になる。
２～３日に1回　500倍に薄めて利用

酢80ml
焼酎25度　400ml
黒砂糖（白砂糖）　60g

冷暗所で保存。ガスが出るのでキャップは緩めておく。

ペットボトルのキャップ3分の1が2ml
キャップ一杯は6ml程

10倍に薄め、土にまく
タンパク質が地中の微生物を活性化させる

ヨーグルトの薄め液

土にまいて地中の微生物を増加させる

納豆の容器のねばねばを水で洗い流し溶液を作る
うどん粉病予防、黒点病予防になる
納豆菌を使った製品も売られている。

河本バラ園のバラを無農薬で育てている方が、納豆菌の製品を利用していた。